キャノンボール準備①:装備(バイク及びバイクに装着する物)
キャノンボールの成否は準備段階で7割方決まっていると偉い人が言っていた気がする。
キャノンボール準備の種類
準備には私見で以下の5種類が必要と考えた。これらの情報は年末に有志で開催されるキャノンボールワークショップで伺う予定であったが、昨年末は急性胃腸炎で倒れており不参加となったため、自分なりの整理であることは注意したい。
- 装備(バイク及びバイクに装着する物)
- 服装(ウェアと体に取り付ける物)
- 補給(出走前の食事、スタート時持参物、PC設定、粉飴の利用有無)
- ルート(出発地点、経由地)
- 風向き確認と計画変更の柔軟性
バイクの準備
私は2つの完成車を保有しているが、「CANYONでCANNONBALLを達成すること」が基本方針なのでバイク選択に余地はない。
ホイール
3つ保有しているが、こちらも選択の余地はなく走攻守三拍子揃ったデュラエースとする。そもそもコスカボはヤフオクに流すつもりなので未使用だ。
- GIANT TCR SLR1に付属したGIANT純正のホイール
- SHIMANO WH-R9100-C40-CL
- MAVIC COSMIC PRO CARBON EXALITH
サドル
尻痛への対策はいずれまとめるとして、現在保有しているサドルは3つ。宗教上の理由でGIANTは装着できず、尿道痛が我慢できないためVERSUS EVOモデルを選択する。
- GIANT TCR SLR1付属の純正サドル(私には最も適しているため本当はこれを選びたい)
- Fizik ANTARES R5 CANYONエディション
- Fizik VERSUS EVO ANTARES R3
ペダル
キャノンボールに挑戦するのにビンディングを選ばない人は居ないだろう。問題はSPD-SLか、SPDか、LOOKか、TIMEか、Speedplayか。
手持ちはSPD-SL(Ultegra)、GARMIN Vector3(LOOKクリート)。キャノンボールは出力値を気にして走るためLOOKを選択する。
サイコン/ライト/バッグ
基本方針は、絶対使う物以外は装着しないとする。
サイクルコンピュータ
GARMIN Edge 520にOSMを入れて東京→大阪ルート、大阪→東京ルートを予め入れておく。
ナビと記録、ペース管理はサイクルコンピュータで完結させ、スマートフォンは一切使わない。 ただし補助としてステム部に100km程度毎の目標到着時刻と補給予定コンビニ(5ヶ所想定)のリストを貼り付けておく。
ライト
フロントは過少と感じる方もいるかと思うが、GARMINマウントの裏にVolt 800を取り付けるのみとする。
リアはFizikサドルにマウントする形でCATEYE RAPID 3 AUTOのみとし、サブでヘルメット尾灯にTOPEAK テールルクスを装着する。
フロントはバッテリー交換式で真っ暗闇のダウンヒルでも問題無いVolt 800、リア2点は電池式で点灯でも一晩継続するタイプを選べば良いと考える。
バッグ
使うのはトップチューブ、フレーム、サドルの3点とし、トップチューブとフレームは補給食とVolt交換電池、サドルは緊急退避用具を入れる。
- トップチューブ: Deuter エナジーバッグ
- フレーム: MOREZONE フレームバッグ
- サドル: オルトリーブ サドルバッグ マイクロ
トップチューブはTOPEAKの物も持っているが、チャック式の物が私はアクセスし易くてストレスが小さかった。
フレームバッグはサイズ感を最重視。ボトルに干渉せず水分補給の邪魔にならないこと、3点留めで揺れに強いことを必須として価格も手頃なMOREZONEというメーカーの製品を選んだ。これは普段のライドから使い勝手の良いサイズでフレームバッグとしては破格のため強くお勧めしたい。
サドルバッグは、PEKOさんのウルトラ軽量輪行バッグとパンク修理道具(チューブは1本)が入るサイズとしてオルトリーブマイクロを選択。ベルクロ式に比べて揺れに強いためストレス軽減に効果有りとみて、サドルバッグはオルトリーブのみ使用している。
その他外装物
baruさんが紹介して2018年一気に火がついた「例のポンプ」をボトルケージに取り付け、トップチューブ裏にドッペルギャンガーのマルチユースサイクルマウントとCheeroのPower Plus 3 6700mAhを取り付ける。
ボトルケージは取り出し易さを重視するため横入れ式を選択。Iberaの金属製ボトルケージを装着している。30gあるが音鳴りも無く質感もバイクと合うため気に入っている。
また、使うことはないがベルはGARMINマウントに常時共付けしている。
まとめ
4月21日(土)に東京→名古屋間のルート確認(R246御殿場ルート)として初級キャノンボールを走る予定でいる。
走力的にはルートを確認しながらでもよほど風向きが悪くない限り18時間は切れるだろう。17時間を切れていれば残り160km強を7時間となり達成の可能性が出てくる。 キャノンボール挑戦前は各部の清掃・グリスアップ・トルク確認を細部まで詰めてチェーンの清掃と注油後、電動シフターの調整を気がすむまで行う予定でいる。
私は集中力が切れると気力が途切れて走行ペースが一気に落ちるため、とにかくストレスの無い環境として上記の装備で問題が無いことを検証したい。