CANYONBALL

CANYONでcannonballを達成するまでの記録

回顧録:CANYONが届いて組み上がるまで

前回はCANYON Ultimate CF SLX 8.0 Di2 2018をポチって届くまでの経過を時系列で追った。CANYONの購入を検討されている方は、2018はあれだけの期間を要したということを参考にして欲しい。私が購入前に調べていた際も、概ね3ヶ月から半年という口コミであったため比較的早く届いた方だと納得している。

CANYONを組み立てる

CANYONを購入する気概のある時点で大体の組み付けは自分で出来るか、やる気がある人に違い無い。または身近にバイクを組みたくて仕方ない友人がいるか。

では初心者が単独でCANYONを購入するのは難しいかというとそんなことはない。「最低限必要な工具は入っている」「最も難しいケーブルの取り回しは終わっている」「そもそも自転車の整備は、"ただ乗れる状態にするだけ"であれば難しいものではない」ため、自分で調べて問題を解決出来るならば年齢性別に関わらず組み上げが可能と断言する。

※誤解の無いように補足すると、当然プロが手がけた自転車はガタつきなく適切なトルクで、ポジションも体に合わせてくれて、変則調整もバッチリになる。可能ならプロにお金を払って頼むのが良いに決まっている。

開梱

※今回からツイートの画像埋め込みは止めた。いずれ見れなくなった時に面倒なので。

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届いた状態でこのような外箱に入っている。この外箱に確か100ユーロ以上払った記憶があるが、届いた時点で二箇所穴が空いていたので送料と思って諦めよう。

ちょうど同じ時期に届くように、makitaのコードレス掃除機を購入しておいた。余談であるがコイツは最高だ。学生時代から10年来使ってきた掃除機には退役願った。
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ロードバイクと合わせてCANYONとAmazonで諸々購入しておいた。CANYONを購入する際は「ディレーラーハンガー」は忘れずに必ず1個、出来れば2個は買って欲しい。

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いよいよ開封していく。フレーム・ハンドル・ホイールが全体的に居座るが、下角2箇所はホイール及びフロントフォークを保護するためのダンボールになっており、上部2角には付属品が入っている。 f:id:canyonball:20180410011305j:plain

まず姿を表すのがミュゼ(サコッシュ)だ。別途購入したものとは別の作りになっているがしっかりとCANYONロゴは入っており、別購入は不要であったので注意して欲しい。 f:id:canyonball:20180410011309j:plain f:id:canyonball:20180410011314j:plain

簡易トルクレンチ(写真のレンチが交換出来るタイプと、サドル専用のものが2種類付属)、クイックレリーズとベル、後はアルペシンのシャンプーが入っている。 f:id:canyonball:20180410011317j:plain

説明書は立つほど分厚いが、見る必要はほぼ無い。 ※説明書を見なくても規定トルクは必ずフレームに記載されている f:id:canyonball:20180410011320j:plain

これらをどけて、いよいよフレームとホイール、ハンドルを取り出す。 f:id:canyonball:20180410012502j:plain

何度でも言うがここの造形が素晴らしい。これだけでもCANYONに乗る価値がある。 f:id:canyonball:20180410012508j:plain

フレーム・ホイール・ハンドルは、このような緩衝材で保護されており、互いに傷つけ合う事はない。これは何かの折に使えるかもしれないので出来れば取っておこう。 f:id:canyonball:20180410012639j:plain

上位モデルのため、ハンドルはステム一体型だ。コックピットがツライチというのは非常に男心を唆る。 f:id:canyonball:20180410012716j:plain

開梱するとここまで組み上がっている。やることは

  • フロントホイールを取り付ける

  • ハンドルを取り付ける

  • サドルを取り付ける

  • ペダルを取り付ける(ペダルは当然のことながら同梱されないので、別途購入が必要になる)

以上だ。

最後に、日本向け出荷品は左が後ろブレーキ、右が前ブレーキになっているので安心して欲しい。

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開梱余談

サドルはシートポストに組み付けてフレームに留められているので外してはめこむのみ。(カーボン保護のため付属のペーストを塗るのを忘れずに) f:id:canyonball:20180410013634j:plain

ハンドル裏側は、電動コンポーネントのジャンクションを格納できるようになっている。

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ホイールはMAVIC コスカボ エグザリットが付属。CANYON上位モデル購入者は大抵の場合ホイールは持っているので、オークションに流す人もいるようだ。 f:id:canyonball:20180410013837j:plain

組み上げ

特に難しい作業が無いため、経過写真を撮らなかったらしい。 順番としてはフォークが痛むのを防ぐためフロントホイール装着 → ハンドル取り付け → サドル取り付け とするべきであったように思う。(確か私はサドル、ハンドル、ホイールの順に取り付けたと記憶している。)

この時点では仮組のためトルクは弱めに、ポジションは無視して組んで良いと思う。メンテナンススタンド等が無い場合、微調整はバイクが組み上がって自立する状態になってからの方がやりやすいためだ。

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フレームには多少の汚れがあるため、まずは掃除してあげよう。 f:id:canyonball:20180410014415j:plain

私は掃除した後で、アクアドロップという市販のガラスコーティング材でフレーム全面をコーティングした。これは素人でも簡単に使えるので是非新車購入時は活用して欲しい。

ペダルを装着したいところであるが、この時GARMIN Vector3到着待ちでSPD-SLペダルを装着するつもりがなかったため完成はお預けになる。

というわけでこのような状態まで組み上がれば、もうほぼ走り出せる。

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この後で2度目のガラスコーティングを施し、各部のトルク管理をしてポジションを仮出し、ペダルを取り付けて実走となった。

なお写真に写していないが、ハンドル・サドルの装着は付属の簡易トルクレンチでほぼ完璧と言って差し支え無いほどの組み付けが可能だ。ネジ穴周辺に必ずトルク(X N/mの記載)があるので、簡易トルクレンチで記載トルクを越えない程度に締め付けよう。

組み上げ時にこうしておけば良かったと思った事

他のブログで見かけるが、配送時に入っていたダンボールにフォークをひっかけてしまうと組み付けが楽らしい。

どのダンボールにか分からないが、ヒメカツオブシムシの幼虫が2匹付いていた。翌日壁にいることに気づいたため大事を逃れたが、海外から配送された不要なダンボールは速やかにゴミ捨て場に出す事をお勧めする。

後述するが、電動アルテグラに無線モジュールが付属していない。バイク到着前に購入しておくことをお勧めする。

次回、シェイクダウン

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