CANYONBALL

CANYONでcannonballを達成するまでの記録

BRM401定峰200(2018)

東京ー大阪間を24時間で走りきるまでの記録としてブログを開設したが、4月1日に完走したAJたまがわ主催の「BRM401定峰200」のメモを初記事とする。

走行ルート

二子玉川から北西に100km走り、秩父で折り返して戻ってくる往復200kmのルート。 道中の目立った峠は飯能の山王峠、名栗の山伏峠、秩父定峰峠、ときがわの松郷峠であった。

装備

  • バイク:CANYON ultimate cf-slx 8.0 di2 ( 2018 )
  • ホイール:SHIMANO WH−R9100-C40-CL ( Dura-Ace )
  • サドル:Fizik VERSUS EVO ANTARES R3 kium
  • トップチューブバッグ:deuter エナジーバッグ
  • フレームバッグ:MOREZONE(Amazonで1,400円位のもの)
  • サドルバッグ:オルトリーブ サドルバッグ マイクロ 0.6L
  • サイクルコンピュータGARMIN Edge 520J
  • パワーメーター:GARMIN Vector 3
  • フロントライト:Cateye Volt400 ※夜間走行無しのため
  • バックライト:Cateye RAPID3 AUTO, Bikeguy トライスターレッド
  • ボトル:CAMELBAK ポディウム 600ml ×2 f:id:canyonball:20180402235331j:plain

走行メモ

キャノンボールに向けたトレーニングとして走っているため、道中写真は一切なく修行のような補給をしている。なおブルベは本来同人活動的な位置づけで、レースのような走行は歓迎されないと認識している。私はレース志向ではないがTT的な走行をしており、ブルベ主催側からすると歓迎されない可能性があることは忘れないように心懸けたい。

Start - PC1

今回は10分間隔のWaveスタート方式で私はWave2。認定上は06:20スタート扱いであったがTwitterの記録上は06:15にスタートしたと思われる。

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二子橋の下をスタートして河川敷の公園を抜け、多摩川沿いを北上する。

キャノンボールに向けたトレーニングのため基本的に単独走で誰の背中も使わないつもりであったが、5km程過ぎた所でTwitter相互フォロワーの方に引きますよと言われた。好意に甘え1〜2kmトレインを組まさせていただいたが、これではトレーニングにならないとすぐに少し遅れて走ることにする。

いつも通り回しているつもりでも32km/h程度しか出ず調子が悪いかと思っていたが、完走後に風向きデータを見るとわずかに向かい風基調であったようだ。

多摩川沿いは桜がまさに満開で、道中は飽きる事なく桜吹雪の中を快走した。特に羽村の堰は見事で、ツイッターで BRM 401 定峰 200 などと調べると写真を撮っている方が多かった。今回はブログを書くつもりではなかったため写真を撮らなかった事が悔やまれる。

体感できない程度の登り基調を44.6km走り、PC1の「ファミリーマート海田岩倉街道」に08:09に到着。

特にお腹は空いていなかったため200mlのオレンジジュースをその場で飲み、グリーンダカラをボトルに補充し、トイレを済ませて出発した。

この区間は44.6kmを認定タイムベースで109分、グロス24.5kmで走った模様。 ※実際は114分かかっている

PC1 - PC2

PC2は88.1km地点で、道中に山王峠と山伏峠を挟む区間43.5km。山伏峠は今回のルートでは最も平均勾配が高く厳しい峠と言えるが、10%を超える箇所はほぼ無いため上りが極端に苦手な私でも他の方から極端に遅れる事は無いと思っていた。

PC1を単独で出て約10km地点で区間3.4km、標高128mから245mに上がる山王峠を越え、1〜2%程度が延々続く飯能の山中を走る。この手の道は体重のある私には辛いが200W継続を意識して数名をパス。快調だ。

ロードバイク乗りに有名なターニップを横目に山伏峠麓に到着。ここから区間4.2km、標高327mから607mに上がる。ここは周辺ローディの練習メッカでもあり、上り途中でチームジャージを着た数名に抜かれる。またここまでの道中で抜いたブルベ参加者2名にパスされる。やはり上りが遅いのだ。。。

峠からのダウンヒルはアウタートップで回して抜かれた方もパスし、10km程の快適なダウンヒル後PC2「セブンイレブン秩父宮地」に09:59に到着。ここでツイッターで知り合った走力が近い方に出会い、挨拶する。

ここまでドリンク以外何も補給していなかったが、やはり空腹感はなかったため水分のみ購入。

区間43.5kmをPC1到着時間から110分、グロス23.7km/hで走行した。

PC3 - 通過チェック

通過チェックは114.1km地点で、道中に定峰峠を含む区間26km。定峰峠は工事のため迂回路となり、通常3〜5%(らしい)道が10%越え常時のものとなってしまった。

定峰峠区間5km程度、355mから616mに上がる。迂回路は桜と桃が程よい間隔で斜面に生える美しい場所であったらしいが、私は200mほど前に見えていた知人が足つき無しで走っていることに触発され必死であったため何も見えなかった。

一部20%を超える迂回路を必死で上りきり、定峰峠トップで知人をパス。道も悪くなく急カーブも少ない走りやすいダウンヒルをこなし、通過チェック「道の駅 和紙の里」に11:15に到着。

区間26kmを76分、グロス20.5km/hで走行した。やはり定峰峠の迂回路で随分グロス速度を落としたらしい。

通過チェック - PC3

PC3は158.3km地点、道中に松郷峠を含む区間43.8km。松郷峠は距離も短く斜度も小さいが疲労のピークタイムになり中々苦労した記憶がある。

区間2.3km、125mから237mに上がる松郷峠。道中チームジャージの2名組に「ブルベお疲れ様です」と声を掛けてパスされる。見るからにスマートで早そうな方達だった。

この頃は太陽も高い位置にあり暑さがピークで、通過チェックを出てわずか11kmの峠ピークでボトルを1本消費してしまう。水分補給は50kmでボトル1本を意識しているが、これでは夏場が思いやられる。次週以降のブルベでは再度強く意識が必要だ。

また、スタート前に用意した粉飴ドリンクが尽きたため(補充用の1パックは残していたが使うのが面倒になった)、持参したスポーツ羊羹を消費し始める。

ここから先はほぼずっと強い向かい風の中を走ることになる。また日高市から飯能市街は信号峠とも言える停止頻度でペースは上がらないため、キャノンボールペース(グロス23km/h程度)から遅れることに焦りが募った。

基本的に下り基調であったはずが強い風と信号に苦労し、PC3「セブンイレブン青梅日立前」に13:26に到着(ツイート忘れで出発直前の時刻)。区間43.8kmを131分、グロス20.1km/hで走行した。PC3を出るときにTwitterでフォローしている早い方に追いつかれる。前を走っていると思っていたが、道中で蕎麦を食べていたらしく、それでこの時間・この位置を走るかと恐れ入る。

PC3 - Goal

ゴールは201.3km地点、都市部を抜けて多摩川沿いを走る、本来快走となる区間43km。今日は多摩川沿いの桜が満開なため道路を横断する住民が多く注意しながら走行した。

道程は取り立てることも無いが、この区間はとにかく向かい風が強くことさらに苦労した。PCを出て少しした信号で、先に追いつかれた方に再度追いつかれた。この方は間違いなく私より早いので「お先にどうぞ、単独走練習なので後ろにつきませんので」とお声がけしてパスして頂く。

淡いピンクでウシが誂えられた、中々おしゃれなジャージだ。すらっとして背が高い方はこういったジャージがよく似合い羨ましい。そして脹脛は隆々としており、走力の高さが伺えた。

多摩川沿いは往路同様、殆ど常時と言って差し支え無い程にやはり桜が満開であり、近隣住民の方のバーベキューの香りが疲れた体に鞭を打ってくれた。強い向かい風の中、なんとか先行の方から50m程度後ろで離され無いように回す。信号運もありゴールまでほぼ同じ距離感で走り切ることができた。

一度多摩川沿いの公園に下り、スタート地点を通り抜けてゴール受付「癒しふれあい館」に3番手で15:29に到着。区間43kmを123分、グロス21km/hで走行した。

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走行後

201.3km、認定タイム09:08であった。9時間切りを目標としていたが今の走力では少し風が吹いたり、信号運が悪かったりすると達成出来なくなってしまう。当座の目標は安定した8時間台走行と、8時間半切りとしたい。

なおPC3以降近くを走り続けた方からは、前を譲りつつ後ろに付かないと言われたため、追いつかれ無いよう相当疲れたとおっしゃっていた。こちらも追いかけることに必死であり絶対お世辞だったとは思うが(笑)、気の使い方も難しいものだ。

他にTwitterの知り合い3名を待ち(皆早い方なので待つことが出来た)、余った粉飴1パックをほぼ同じ走力の知人に渡して帰宅。今回はドリンクと持ち込んだスポーツ羊羹のみで200kmを走りきった。 f:id:canyonball:20180403012036j:plain

去年の3月からブルベを初め、定峰200は今回が初挑戦であった。このルートはこの時期桜・桃を楽しみつつも適度な峠を複数含み、ダウンヒルも急カーブ少なく安全で、ほぼ50km間隔で休憩地点が用意されるという素晴らしいルートであった。

主催のAJたまがわスタッフと同じブルベを走った皆様に感謝する。

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